小原 新 著
定価:1,210円(本体1,100円+税)
2022年4月刊行
A5判・並製・130ページ
ISBN978-4-909942-21-0 C2034
インフルエンス・マネージメントは、上司が発揮している「対人キャラクター」(無意識に相手に発揮している態度・性格・個性等)が、部下や職場等にどのような影響を与えているかを認識し、上司自身の言動等をコントロールする手法です。この手法を身につけて、「働きやすい職場づくり」を目指していきましょう。
目次
はじめに
【Column】少子・超高齢社会の中で未来を創る
『事例 ある企業の職場の出来事』
Ⅰ 「インフルエンス・マネージメント」とは
1.インフルエンス・マネージメント誕生の経緯
【Column】働きやすい職場とは
2.インフルエンス・マネージメントの目的と期待
【Column】部下との信頼関係づくりのヒント
3.信頼関係構築におけるインフルエンス・マネージメントの位置づけ
【Column】自己開示
【Column】三つの「きく」
4.インフルエンス・マネージメントの特徴
5.インフルエンス・マネージメント用語の定義
【Column】「気づき」とは
【Column】クッション言葉
6.インフルエンス・マネージメントの進め方
Ⅱ インフルエンス・マネージメントの仕組みを知る
1.組織内での対人関係
2.インフルエンス・マネージメントにおける「対人キャラクター」の役割
3.「対人キャラクター例示一覧」が必要な理由
4.「セルフカウンセリング」としてのインフルエンス・マネージメント
5.「インフルエンス・マネージメント」の「個」と「組織」での活かし方
【Column】1on1ミーティング
Ⅲ 発揮される「対人キャラクター」に影響を与える要因
1.対人キャラクターに影響を与える要因
2.要因の内容
Ⅳ 自分の「対人キャラクター」が与えるマイナス影響の改善
1.相手に伝わる対人キャラクターそのものを入れ替える
2.対人キャラクターに関係する要因を改善する
3.従来の改善方法にインフルエンス・マネージメントを活かす
Ⅴ 自分が部下、相手から受けるインフルエンスを考える
1.「相手があなたに発揮している対人キャラクター」を2つの見方で考える
2.相互の対人キャラクターがお互いに与える影響を理解する
Ⅵ インフルエンス・マネージメントの活用方法
1.対人関係で自分が相手に与える影響を知る
2.上司と部下との対人関係の改善 1on1ミーティングへの活用
3.パワハラ未然防止(パワハラ行為者再発防止)
4.新任上司の育成
5.新人・若手社員の定番
6.販売担当者とお客様(販売窓口担当者)との関係強化
7.カウンセリング力の向上 8.職場風土(職場環境)の改善
Ⅶ インフルエンス・マネージメント・ワークショップ
1.インフルエンス・マネージメント・ワークショップの構成
2.「対人キャラクター確認シート」の作成と改善
3.要因(対人キャラクターを発揮する原因)を捉えた対人キャラクターの改善
【Column】部下にとって上司は最大の職場環境
おわりに
著者紹介
小原 新 (おばら・あらた)
インフルエンス・マネージメント考案者
職場環境改善コンサルタント
シニア産業カウンセラー
SPトランプ・ファシリテーター
(現)日鉄建材株式会社に入社、人事・総務担当役員を経て退職
元 特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会会長
元 一般社団法人日本産業カウンセラー協会会長
株式会社MIRAI職場特別顧問